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▶フォトテリアの就活用写真に対するこだわり


フォトテリアは「写真館」からスタートしたフォトスタジオです。

日本の写真館の草分けの有名な写真家の残した言葉に、「少しだけきれいに、少しだけ美しく」という言葉があったそうです。(昔はお見合写真が写真館の大きな仕事の一つでした。就活の写真も企業へのお見合写真と言えるかもしれないですね。)お客様を良く観察して、その人のいいところに光を当て、そうでないところを影でかくす様にライティングして撮影する。そして、ライティングで補いきれなかったところに、さらに修整を行い磨き上げるまさに名人芸でした。今でもそれは変わりません。写真は「撮影」と「修整」ですごく変わってしまうのです。極端なことをいえば、まるっきり別人にしてしまうことも可能なのです。

最近は修整をする、できる(?)写真館が減ってきています。また修整自体がパソコン上で行う様になり、何でもできてしまうようになってきました。またお客様も何でもできるんでしょとおっしゃる方も増えてきました。証明写真に修整するのってどうなの?って言われる方もいらっしゃいます。

証明写真は英語で言うとIDフォトといいます。IDというのはIdentityの略です。まさにその人の個性を写す写真ということです。その人の個性をいかに写し撮るかが証明写真の基本なのです。私たちフォトテリアのスタッフは、そのIdentityを失わない、そして先ほどの「少しだけきれいに、少しだけ美しく」という考えを持って、その人の個性をを失くさず、「その人の良い所をより良くし、その人の気に入らない部分を、ちょっとだけ良くする(もしくは隠す)」こんな考えでお客様を撮影し、修整させていただいています。その人の個性を失わせずに、ちょっと奇麗になった写真で、その人に写真については少しでも自信を持っていただきたい。そして厳しい競争に勝ち抜いてもらいたい、と私たちは考えています。

ー撮影の前に-

撮影される際にカメラに「真正面を向いて」、「背筋を伸ばして」、「左右の肩のバランスを水平に」、「アゴの高さ」、「首の向き」を撮影者が直す必要のないように綺麗に座れる人はほとんどいません。フォトテリアでは撮影の時に、それをお直ししながら撮影させていただきます。それでも綺麗にすわれないどうしても癖のある方は、修整(レタッチ)をさせていただくこともあります。人は自分の顔や体を鏡越しに見ることがほとんどです、自分の顔や体の特徴をいつも反対にしか見たことがありません。ですから、写りの良いように、姿勢を直していただいています。

ライティング&撮影-

撮影の際には、最低3つのライトを使って撮影します。一つは全体のフォルムを写すライト。一つは立体感を出し、その人の表情に個性を出すライト。もう一つは髪の毛の立体感と後ろの背景との距離感を出すライト。これらのライトを駆使し立体である人間の顔を平面である紙に立体感のあるように表現するのです。

シャッターを切る時、お客様の大半が撮られ慣れていないかたです。ですから「ニッコリ」「力を抜いて」と言われてもなかなかうまく撮影出来ません。フォトテリアでは何度もシャッターを切りいろいろな表情を撮影してお客様に選んでいただいています。モニターで選んでいただく際、気に入ったものがなければ、何度でも撮影させていただきます。撮影に慣れてきた頃の写真を選ばれるお客様が一番多いですので、遠慮なく再撮影を申し出て下さいね。

ーレタッチ(修整)ってー

カメラマンからすると、人によってキャッチライトが入りやすい人とそうでない人がいます。(目の大きさ等いろいろな要因があると思います)また、カメラを向けにっこりできる人、そうでない人がいます。まっすぐ座れる人、そうでない人がいます。そんな時レタッチすることで全然イメージが変わります。キャッチライトを入れるだけで目ヂカラは格段に変わります。にっこりすることで口角の両端は上がりますが、ほうれい線は深くなります。ほうれい線をを薄めるたり、口角の上がり具合を揃えるとイメージは変わります。少しレタッチすることで格段にイメージが変わるのです。また年齢的にニキビなどが多い時期です、ニキビあとなども修整でお肌をきれいに整える様にしています。(修整の内容はお客様と相談の上決めます、私どもが提案させていただくこともあります)

一つお断りしておきたいのはフォトテリアのスタジオでは、目の形、顔の形を大きく変えるといった、本人の容貌と大きく離れてしまうような修整は行っておりません。

最後の仕上げー

でき上がったプリントを、指定のサイズにカットすることを仕上げ作業といいます。フォトテリアでは特にご要望がない限り写真に白い1ミリ程度のフチを付けてお納めしています。これは「化粧断ち」といって昔からの写真館の伝統です。白い細いフチをつけることで、写真に高級感が出ます。1枚1枚白フチを付けて切るのは結構時間がかかりますが、ぱっと見た瞬間に他の人と違うのは一目瞭然で、ご好評を頂いています。

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